5. ブレンド名をつけるときの注意点。具体的ルールと参考事例

5. ブレンド名をつけるときの注意点。具体的ルールと参考事例

※この記事は「カスタムブレンドキット scene」をご購入し、ブレンド作りをする方に向けた記事です。

 

sceneでブレンドに名前をつけるとき

「scene」では、自分で作ったブレンドに名前をつけることができます。このブレンド名というのは一般的に商品名となります。

コーヒーの商品名をつけるときには、「レギュラーコーヒー及インスタントコーヒーの表示に関する構成競走規約」にのっとって、消費者の方に商品内容を誤解させるような商品名をつけてはいけないというルールがあります。

「scene」をご注文いただいた方のほとんどの方が、個人的に楽しむためだけのためにブレンドを制作されています。また、中にはお店で使ったり、販売をイメージして制作された方もいるかと思います。

どのように使用されるかまで私達が判断するのは困難なため、「scene」で作成するブレンドの名前は、全てこのルールにのっとっていただくようお願いしております。

以下に具体的なルールを記載します。

 

具体的なルール

ルールはいくつかあります。

注意する項目は、産地に関すること、製造方法に関すること、誇張した表現、根拠のない表現、違う商品の名前などです。

 

  • 産地名や特定銘柄名をブレンド名に入れるには、その産地や銘柄のコーヒー豆が30%以上含まれている必要があります。
  • 製造方法などをブレンド名に入れる場合、その製造方法で作られた豆のみを使用されていないといけません。
  • 「痩せる」「健康に良い」など客観的根拠のない表示は禁止されています。
  • 「最高級」「業界一」など根拠なく誇張表現とされる表現は禁止されています。
  • カフェインレスではないのに、「カフェインレス」の表現や、「紅茶」「大豆」など商品に含まれていないものをブレンド名に入れることは禁止されています。
  • その他、モラルに反する表現は当然禁止です。

ブレンド名の参考事例

ブレンド名の例をいくつか挙げます。参考にしてください。

 

メキシコの風 →メキシコ産の豆が30%以上含まれている場合はOK。

ブルマンモカ →ブルーマウンテンが30%以上、かつ、モカが30%以上入っている場合はOK。

炭焼ケニアブレンド →すべてのコーヒーが炭焼きで焙煎され、かつ、ケニアが30%以上使われていればOK。SCENE FACTORY COFFEE ROASTERS のコーヒーは炭焼きではないためNGです。

痩せる〜カフェ →SCENE FACTORY COFFEE ROASTERSのコーヒーが痩せるという根拠がないのでNG。

運動後に飲むブレンド →商品内容を誤解させる内容ではないためOK。

お茶コーヒー →商品内容を誤解させる内容のためNG。

最高に美味しいブレンド →「最高」という表現が誇張表現のためNG。

 

よくわからない場合は、お気軽にお問い合わせください。

また、万が一規制にひっかかるブレンド名を制作された場合は、こちらから連絡を差し上げて修正していただきますので、ご安心ください。  

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