シングルオリジン | コスタリカ エルマノス・バルソ バラブランカ ホワイトハニー
シングルオリジン | コスタリカ エルマノス・バルソ バラブランカ ホワイトハニー
コスタリカで生まれた、コーヒー豆に個性を持たせる生産処理「ハニー・プロセス」。
コーヒーチェリーからコーヒー豆を取り出し、まわりについたベトベトしたミューシレージを除去せずに乾燥させるため、果実の風味がコーヒー豆に移る事が特徴です。
ハニープロセスには、ミューシレージの除去具合によって様々な種類があります。
ホワイトハニーとは、ミューシレージを90%ほど除去する処理方法なので、果実味が落ち着き、すっきりしたクリアな風味が特徴です。
生産者について
エルマノス・バルソ マイクロミルは、2017年に設立されたエルネスト一家が運営する家族経営のミル(コーヒーの生産・加工所)です。コスタリカでは2000年以降、生産者自身が小規模なミルを運営する「マイクロミル革命」が進み、高品質なコーヒーの生産が活性化しました。20年前からバラブランカ農園でコーヒー栽培を行っていたエルネスト一家は、さらにミル運営をスタートし、付加価値を高める道を選びました。
設立当初、設備が不十分で電気も通っていなかったため、発電機を使いながらハニープロセスを実施するなど、さまざまな困難を経験しました。試行錯誤による独自の工夫を重ね限られた設備で高品質な豆を生産することに努めました。2019年にはようやく電気が通り、ウォッシュドやハニープロセスによる安定した生産が可能になり、さらに新たな挑戦を行う環境が整いました。
ミルの運営には収穫時期の天候や乾燥の管理が重要で、各プロセスに応じたスケジュール調整が課題です。2019/20年にはイエローハニーを試みたものの、乾燥時間が長引くことが課題となり、乾燥時間の短いホワイトハニーやウォッシュドに切り替えた例もありました。
エルマノス・バルソは「勤勉な仕事は報われる」という信念のもと、品質向上を追求し続けています。農園を訪れる人々とのつながりが大きなモチベーションとなり、その実直な姿勢とクリーンなコーヒーが多くのバイヤーから信頼を得ています。
個性を活かした焙煎方法
焙煎度:ミディアムロースト(中浅煎り)
ホワイトハニーのクリアな個性を楽しんでいただくため、中煎りよりも少し浅めのミディアムローストで焙煎しております。
リンゴやオレンジなどを感じるキレのある爽やかな酸味だけでなく、甘さもしっかりとありバランスの良い風味を楽しんでいただけるかと思います。
コーヒー豆の情報詳細
名称:コスタリカ エルマノス・バルソ バラブランカ ホワイトハニー
英語表記:Costa Rica Hermanos Valso Vara Blanca White Honey
国:コスタリカ
エリア:タラス、サンタマリア・デ・ドタ
農園名:バラブランカ農園/エルマノス・バルソミル
標高:1800m-1900m
品種:カトゥアイ
生産処理:ホワイトハニー
生産者:エルネスト・ホセ・ヴァルベルデ・ソリス
こんなシーンにおすすめ
スペシャルティコーヒーらしい、個性を楽しみたい方へ、。
同時販売を行っている「コスタリカ エルバス エル・レオンシオ ブラックハニー」と比較しながら飲んでいただけると、コーヒーの生産処理による風味の違いを楽しんでいただけるかと思います。
品質へのこだわり
・品評会で80点以上を獲得した高品質なスペシャルティコーヒーのみを使用しています。
・焙煎前と焙煎後の2回、悪い豆を一粒ずつハンドピックしているため、雑味も少なく高い品質のコーヒーです。