足跡を振り返る|隙間に潜る vol.3
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「コーヒーを淹れられるようになれたらいいや」
きっかけは、そんな軽い気持ちでした。
飲食スタッフとして入社した私は、最初の頃は毎日のように何かしらの失敗をしていました。
セコムに何度も締め出され、真冬にはシャッターと40分格闘。
通りがかった方に「手伝いましょうか?」と声をかけていただいたこともあります。
ウォーターサーバーを割って病院へ行った日もありました。
おまけに、当時はほとんど話さない人でした。
社長から「全然しゃべらないね」と言われたこともあるくらいです。
今のスタッフにその話をしても、なかなか信じてもらえません。
そんな私が、キッチンを経験し、コーヒーの焙煎を学び、お問い合わせ対応を担当し、ECサイトの記事やメルマガ、そしてコラムを書くようになるとは、当時は想像もしていませんでした。
「まずはやってみる。」
そんな環境の中で、たくさんの挑戦をさせていただき、多くのスタッフや会員の皆さまと出会いました。
気づけばこの場所は、私にとって居場所であり、自分を形づくる大切な世界になっていまし
た。
振り返ると、目立つのは失敗ばかりです。
でも、そのひとつひとつがあったからこそ、少しずつできることが増え、人とも話せるようになりました。
社長に「全然しゃべらないね」と言われていた私も、今では雑談が大好きになり、夕礼ではガヤを入れる担当に。
スタッフの皆さん、いつもお騒がせしています(笑)。
「コーヒーを淹れられるようになれたらいい。」
そんな小さな一歩から始まった時間は、私の価値観を大きく変えてくれました。
今回で卒業となりますが、この場所でいただいた経験は、これから先もきっと私の支えです。
これまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
(CS担当兼夕礼ガヤ係・岩瀬)